工芸、食、伝統文化、お茶、様々な文化が色づく金沢の街。桜舞い散る名勝(めいしょう)兼六園(けんろくえん)。加賀藩大名前田家が何代にも渡って築いた名園である。今、そこは話題のスポットになっていた。『曰(いわ)く、兼六園には侍の幽霊が出る』そんな話を聞きつけ、肝試しにやってきた大学生4人組。彼らを待ち受けていたのは、噂が現実になったかのような『日本刀を持った白骨』だった。この話、SNSで面白おかしく騒がれていたところ、1枚の写真が投稿され様相(ようそう)が一変する。写っていた刀が、前田利家(としいえ)の愛刀で国宝だと判明したのだ。どうやら骨も偽物には見えないと続いた結果。『幽霊の正体は前田利家?』センセーショナルなニュースの見出しは全国を沸かせることになった。皆さんはこの不可思議な現場に居合わせた大学生4人組みとなり、事件について話し合います。「金沢夜桜奇譚(かなざわよざくらきたん)」これより開幕となります。