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企画/制作
ペーパーヒーローズ -復活編-
未知のウイルス「デビッドウイルス」が猛威を振るい、人類が人口の1/3を失った202×年。 しかし、デビッドウイルスの脅威はそれだけにとどまらず、感染者の中に超能力を持つ若者が現れ始める。 車を軽々と持ち上げる者、100mを5秒台で走る者、圧倒的な回復力を持つ者……彼らの超能力は「ギフト」と呼ばれ警戒されていたが、ギフテッド(ギフトを持つ者の総称)の数は年々爆発的に増え続け、ギフテッドによる犯罪が社会問題になっていった。 政府は、ギフトを悪用するギフテッドを「ギルティス」と呼称し、対ギルティス組織「アルバトロス」の設立を宣言する。 アルバトロスは、希望者を募りテストを実施。合格した者に「ヒーローライセンス」を交付した。ヒーローライセンスを得た者は、アルバトロスに所属し、超法規的権限と厚遇が与えられる。 いつしか、ヒーローは憧れの職業となり、報酬が高い事もあいまって、希望者が後を絶たなくなっていったが、一方で、ライセンスを得て高い報酬を受け取りながら、全く活躍しないヒーローも増えていった。 そんな彼らは、スーパーヒーローの真逆の存在。免許を持ちながら運転をしないペーパードライバーよろしく「ペーパーヒーロー」と呼ばれるようになった。 この物語は、そんなちょっと頼りないペーパーヒーローたちの 奮闘と活躍(?)の物語である。
企画/制作
零に誠
刻は幕末 尊王攘夷・倒幕運動の志士が集う京の町は、過激な思想を持つ者たちの暴力が横行し混沌としていた。一般の町人をも巻き込み、夜が明ければ死体の転がっていない日は無いという有様。これを憂いた幕府は、京の町の治安を守るため「京都見廻組」と「浪士組」を結成し、京の町の護衛にあたらせた。その後、浪士組は八月十八日の政変の警護で評価され「新選組」と改名する。隊士の意気も揚々。ここから新選組の華々しい活躍が始まると思われたが……智謀策謀の渦巻く時代の中で、決して順風満帆とは行かなかった。 一番の足枷となったのは、新選組の存在が市中に広まり過ぎたことだった。町人の協力が得られるため、それ自体は決して悪いことでは無かったが、言ってしまえば「汚れ仕事」がし難くなった。表向きは町人に愛される好々爺でも、裏では倒幕運動をしていたり、人を殺していたりといった者も多い。しかし、そのような人物を表立って粛清するには新選組は人気が出過ぎたのだ。 そこで、局長の近藤勇は、暗部である「零番隊」を結成した。仕事は主に暗殺。零番隊の存在は表に出さず、隊士は普段、町人として暮らし、標的の情報を収集していた。 黒く塗られた狐の面に、滲む血染めのだんだら羽織 月の明かりが背中を照らせば「逆さ誠」の文字浮かぶ 時は慶応二年 知られざる新選組「零番隊」の活躍と悲劇の物語が今ここに始まる
企画/制作
六花が空を覆うとき
ある、大女優がいる。 彼女の名前は「北村美沙緒」 彼女は多くのスキャンダルに晒されながらも、32歳という若さで日本における女優の頂点を極め、その圧倒的な演技力 であらゆるバッシングをねじ伏せた。 ある一件の悲劇を除いては…… 物語はとある同窓会から始まる。 ペンション「ゆきまみれ」にて毎年行われている小規模な同窓会。いつもは2~3人の参加者しかいない「質素」という言 葉すらもったいないような同窓会だが、今年の同窓会は、主催者の飯塚正勝を含め8名の参加者がエントリーしていた。質素からの脱却とまでは行かないが、それでもいつもより大幅に参加者が増えている。恐らく参加者たちは、この同窓会にかの大女優「北村美沙緒」が参加することを聞きつけたに違いない……もちろん彼女も同窓生だった。 予定より少し遅い時間ではあったが、北村美沙緒も同窓会に現れた。参加者たちは同窓会後もペンションに残り思い思 いの夜を過ごす。 一晩明けて翌日の朝、ペンションに宿泊した彼らに1本の訃報が飛び込んでくる。北村美沙緒が死体で発見されてしまう のだ…… 外は雪が吹雪いており、携帯の電波は弱い。 どこかで電話線が断線してしまっているのか?固定電話も繋がらない…… 陸の孤島と化したペンション、外は一晩中吹雪いていたため、外からの侵入も恐らく難しい。もちろんここから逃げることも難しいため、犯人はペンション内にまだ居るであろう…… あなたたちは、疑心暗鬼のなか、北村美沙緒の死の真相を探るべく話し合いを始めるのだった。