ゴーストプレイヤー
ゴーストプレイヤーゴーストプレイヤー
ゴーストプレイヤー
5人
-
ゲームマスター不要

有料

パッケージ

SOR学園の音楽祭と言えば、「学園による音楽祭」としては世界である。 外部からの賓客は音楽界に影響を与える発言者、著名人ばかりであり、参加者は世界最高峰の演奏者による「グループ」に制限される。 SOR音楽祭に参加した生徒は、ただで未来の音楽界を決める天才達であるという証明になる。 SOR学園の生徒6人組によって結成された音楽グループ「ゴーストプレイヤー」は、最先端の音楽を、クラシックの技術で演奏することを目的としたグループだ。 グループ名は、SOR学園に伝わる怪談の一つ……誰もいない教室で楽器を演奏するという「亡き演奏家」にちなんでつけられた。 ピアニスト、ヴァイオリニスト、チェリスト、ビオリスト、コントラベーシスト。 そして、彼らを統括する指揮者(マネージャー)。 演奏力だけではなく、見た目や高いプロデュース力によって、動画サイトで圧倒的な人気を博した「ゴーストプレイヤー」は様々なコンサートにゲスト招待され、SOR音楽祭の出場グループとして選ばれた。 栄光の未来が約束されているはずの6人……しかし、一つの噂により状況は一変した。 マネージャーの悪評が広まったことでSOR音楽祭への出演が取り消されたのだ。 「伝説の楽器を手に入れる方法を発見した」 それは、SOR学園に伝えられる御伽噺(おとぎばなし)。られる」という、出所不明の都市伝説だ。 そんな「伝説の楽器」が手伝わせて、マネージャーから連絡を受けました ある日の放課後、集められたのと同じ。 レッスン室に入ったヴァイオリニストが、ピアノ盤に体を預けて死んでいるマネージャーを発見したのだ。 響き渡る悲鳴を聞きつけ、メンバーたちのレッスン室に集まる。 マネージャーの死体を見て、パニックになった一同が、やがて悲鳴を上げる。 ピアニスト「なんで……なんでこんなこと!」 ビオリスト「首に傷が……殺されたんだ!」 しばらくの阿鼻叫喚の後に、特にマネージャーと仲がいい二人が駆け寄り、死体に縋り寄る。 台風のせいで、外は激しい雨が降り続けている。 チェリスト「あの……き、教員を呼んだほうが……いいんじゃ……」 コントラベーシスト「この時間だぞ?とりあえず、台風が近づいてきてるし、もう誰も残ってないはずだ」 ヴァイオリニスト「……まずは警察に電話だ。」 一番最初に動きから抜け出したヴァイオリニストが、スマートフォンに手をかける。 しかし、その手をコントラベーシストが止めた。 コントラベーシスト「待ってよ。警察を呼んで現場検証やらなんやらが始まるんだろ? 伝説の楽器が手に入るならなくなるかもしれないぞ」 ヴァイオリニスト「……伝説の楽器、か。本当に、そんな与太話が現実があるのか​​」 ヴァイオリニストが、眉をひそめる。とは裏腹に、顔は少し色めき立っている言葉。 チェリスト「でも……マネージャーさんを殺した人が、どこかってことですよね?」 ピアニスト「もしかしたら、私の中の誰かが……」 全員が、全員の顔を見回し、みんなに一歩距離をとった。 ビオリスト「調べてみよう……犯人が、どこかに隠れているだけかもしれないから……」 しかし、全員の瞳には、どこか胡乱な光が宿っていた。
この作品の情報はユーザー投稿によるものです
みんなのプレイ記録
-
0
0件のコメント
まだコメント付きプレイ記録はありません
こちらもおすすめ
Event
開催中企画
GM
登録ゲームマスター
プロの声優による、没入感の高い公演をお贈りします。 ぜひ一緒に、素敵な時間を紡ぎましょう! ✦経歴✦ 小学生〜高校生まで演劇部に所属。 日本大学芸術学部演劇学科演技コースを4年間首席で卒業。 学業のかたわら子どもショーのお姉さんとして3年間活動し、大学卒業後は声優事務所に所属。 アニメ、ゲーム、舞台、朗読、音楽、司会など様々な分野にて活動。 2023年よりフリーGMとしての活動を開始。 これまでの経験を生かした豊かな表現で、作品の世界をていねいに紡ぎ、たくさんのプレイヤーに贈り届けている。
オンラインGM数100回以上。 2023/2~2024/12 mystery mansion dots所属。 2025/3~     個人GM事業を開始。 関東近郊を主に活動しておりますが、出張公演も対応可能です。 配信卓も可能となっておりますので、お気軽にお申し付けください。
東京近郊でマダミスのGMを務めさせていただいております。 ご興味ある方はお気軽にお声掛けいただけますと幸いです。