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魔女と聖血のブローチ
大陸最大の淡水湖バックス。 そして湖を中心に囲うように広がる森。 通称、変わらずの森。 この森はまるで時が止まっているかのように あらゆるものに変化が訪れないことでも知られている。 気候、気温などは常に一定に保たれ、季節の影響も受けず 故に環境に順応した種による独自の生態系が形成される。 何でも願いを叶えてくれる宝石。 森に住む魔女。 時の流れを忘れた動植物。 移ろいから取り残された者達が潜む森。 一度、足を踏み入れた者は過去と未来の狭間に 囚われてしまうと恐れられた森。 現世とこの森には明らかなる境界線が引かれている。 停滞に引き寄せられるかのように集った四人。 運命すら眠りにつく森の中で、彼らは何を求めるのか。
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剣聖学園ジアパーレ
人が持つ殺意の感情が粒子となり 体外へ放出していることが観測されてから6年。 放出された殺意の概念、漆粒子(しつりゅうし)の集合体である 黒き魔物、漆魔と人々は戦ってきた。 人を襲う漆魔に対抗出来るのは、殺意の感情を維持した特異な存在、黒狩り(ジア)のみ。 王国は黒狩り(ジア)育成機関として剣聖学園ジアパーレを設立した。 国からの期待を背負い、毎日血の滲む努力をしてきた生徒達にとって 今日は己が剣を知らしめる大事な剣術大会の日。 しかし、大会に出場予定の女子生徒が 毒を打たれ意識不明の状態で発見された。 大会中、控室と試合会場は特殊な結界で覆われており出場者以外、出入りすることは不可能だ。 この中に犯人がいることは間違いない……。 だが、これがもし学園側に知られれば大会は中止になってしまう。 ……皆はそれぞれの事情を鑑みて、口裏を合わせることにした。 大会を行いつつ、秘密裏に犯人を見つけて、最終的に全てを丸く収める。 これしか道は残されていないのだ! 薫子ちゃんゴメンネ!
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不信の鳴音
教会を取り囲むように火の手が上がる。 王国きっての手練れが名を連ねる魔狩りの剣 黒薔薇の騎士団。 彼らにより予告なく行われた異端者狩りは まるで全てが予定されていたかのように 速やかに滞りなく遂行された。 聖女教の教徒は一人残らず抹殺せよ。 統制の取れた圧倒的な包囲網に成す術もなく 何もかもが悉く燃え尽きていく。 死の権利、神が定めた尊厳のある死への冒涜。 あまねく救いを施し続けた聖女 国が彼女を糾弾するには充分な理由だった。 聖女の死を運命だというのならば。 神の定めに逆らう、この者達はまさしく 異端者なのだろう。 黒き鐘が鳴る。 それは始まりの鐘。 世界が彼女を否定し 彼らが世界を否定した日。