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ユキハル
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シナリオ一覧
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テーテ・オブ・ピカーリ
とある大富豪の言葉だ。 夕刻の鐘が鳴る頃、私の屋敷から秘宝を見事 盗み出した者に財産の半分を与える。 そんな噂を耳にした怪盗、盗賊、泥棒は 我先にとこぞって名乗りを上げた。 しかし深い樹海の中にあるとされる、その屋敷に 未だかつて辿り着いた者はいない。 今日も夕刻を告げる鐘の音が聴こえる。 時同じくして、屋敷の宝物庫に辿り着いた四人は 僅かな沈黙の後、栄光を我が物とせん為、一斉に手を伸ばした。
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チュウニーようちえんと漆黒の鐘
なんの変哲もない長閑(のどか)な時空間に存在する チュウニー幼稚園だよ。 ここに通う園児は、普段は年相応の可愛らしい子供達なの。 でもね「漆黒の鐘」が鳴りし時… 心の中にいる闇の住人が目を覚ましちゃうんだ。 彼らが起きちゃうと必ず、問題が起きるよ。 今日はなんと、時空のコアを誰かが盗っちゃったみたい。 空間が崩れかけているよ、これは一大事だね。 お迎えの時間が来るまでに解決しなくっちゃ。
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魔女と聖血のブローチ
大陸最大の淡水湖バックス。 そして湖を中心に囲うように広がる森。 通称、変わらずの森。 この森はまるで時が止まっているかのように あらゆるものに変化が訪れないことでも知られている。 気候、気温などは常に一定に保たれ、季節の影響も受けず 故に環境に順応した種による独自の生態系が形成される。 何でも願いを叶えてくれる宝石。 森に住む魔女。 時の流れを忘れた動植物。 移ろいから取り残された者達が潜む森。 一度、足を踏み入れた者は過去と未来の狭間に 囚われてしまうと恐れられた森。 現世とこの森には明らかなる境界線が引かれている。 停滞に引き寄せられるかのように集った四人。 運命すら眠りにつく森の中で、彼らは何を求めるのか。
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剣聖学園ジアパーレ
人が持つ殺意の感情が粒子となり 体外へ放出していることが観測されてから6年。 放出された殺意の概念、漆粒子(しつりゅうし)の集合体である 黒き魔物、漆魔と人々は戦ってきた。 人を襲う漆魔に対抗出来るのは、殺意の感情を維持した特異な存在、黒狩り(ジア)のみ。 王国は黒狩り(ジア)育成機関として剣聖学園ジアパーレを設立した。 国からの期待を背負い、毎日血の滲む努力をしてきた生徒達にとって 今日は己が剣を知らしめる大事な剣術大会の日。 しかし、大会に出場予定の女子生徒が 毒を打たれ意識不明の状態で発見された。 大会中、控室と試合会場は特殊な結界で覆われており出場者以外、出入りすることは不可能だ。 この中に犯人がいることは間違いない……。 だが、これがもし学園側に知られれば大会は中止になってしまう。 ……皆はそれぞれの事情を鑑みて、口裏を合わせることにした。 大会を行いつつ、秘密裏に犯人を見つけて、最終的に全てを丸く収める。 これしか道は残されていないのだ! 薫子ちゃんゴメンネ!
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エウメニデス礼拝堂と漆黒の鐘
ここは何の変哲もない長閑な時空間に存在する エウメニデス礼拝堂です。 今日はクリスマス・イヴ。 パンと葡萄酒以外のものを食べても赦される特別な日。 神父様が■■■いる間に皆でクッキーを食べましょう あれ、沢山焼いたはずのクッキーがほとんど無くなっています。 誰かが、こっそり食べたんだわ。 絶対に犯人を見つけて懺悔していただきます。
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不信の鳴音
教会を取り囲むように火の手が上がる。 王国きっての手練れが名を連ねる魔狩りの剣 黒薔薇の騎士団。 彼らにより予告なく行われた異端者狩りは まるで全てが予定されていたかのように 速やかに滞りなく遂行された。 聖女教の教徒は一人残らず抹殺せよ。 統制の取れた圧倒的な包囲網に成す術もなく 何もかもが悉く燃え尽きていく。 死の権利、神が定めた尊厳のある死への冒涜。 あまねく救いを施し続けた聖女 国が彼女を糾弾するには充分な理由だった。 聖女の死を運命だというのならば。 神の定めに逆らう、この者達はまさしく 異端者なのだろう。 黒き鐘が鳴る。 それは始まりの鐘。 世界が彼女を否定し 彼らが世界を否定した日。
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おぬしの太刀筋まことに天晴れ
伝説の剣豪、照嬉幻斎(てるきげんさい) その首が本日の戦さ場にて討ち取られた。 殿は褒美をとらす為、周りの証言をもとに 四人の武士を呼び立てた。 奴を見事と斬り伏せた者は名乗り出よ 褒美として我が娘、饅頭姫の婿として取り立てようぞよ! ずしんと大地揺らしながら、一歩前に出た饅頭姫 武功こそが武士の誉れ、他人の手柄を横取りするような 真似など出来ようはずもない 武士達は誇りにかけて、幸せ者に助太刀するのであった。
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指定魔力団ボビン組
人々が殺意を維持することができなくなってから5年。 人から流出した殺意の感情は―漆粒子(しつりゅうし)―となって 新たな魔物 ―漆魔(しつま)― を生んだ。 そして理に反し、殺意を維持出来る特異な者には力が宿った。 ここマシュマロ地方は東西南北4つの組が日夜 頻出する漆魔と戦いながら、激しい覇権争いを繰り広げている。 どの組のシマ(縄張り)にもなっていない 中央エリアを巡っての抗争は、溢れる大量の漆魔と ある一人の男の存在によって未だに決着が付かないままだ。 男は告げる。 「さあ、これが最後の授業だ。 この街で起きている4つの事件をお前たちで解決しろ」 組の若頭であり、魔法少女でもある彼女達の抗争に 今日、終止符が打たれる。